5ブロックか6ブロックか Part2
今回も前回に引き続き、5ブロック打法と6ブロック打法について、実践例を用いて解説していきます。
上の手牌は、面子1つ+リャンメンターツ3つ+トイツ2つという構成になっており、いわゆる面子オーバーという形です。
そこにを持ってきて、何か1枚を切るところ。
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選択肢としては、
①6ブロックを維持する切り。
②5ブロックにするかのトイツ落とし。
のどちらかになります。
私は、5ブロックにするを切りました。
そして次巡、急所のを持ってきて、を切り、万全のイーシャンテンになりました。
もしではなく、6ブロックを維持するを切っていたら、以下のような形になります。
ここからどちらかのトイツを切った時の形よりも、上の画像の形の方が強いことは一目で分かると思います。
つまり、
この牌姿の時に、次に引く有効牌を予測できれば、何を切るか簡単に考えることができます。
この手牌だと手が進むとすれば、大体など、リャンメンの牌を引いてきた時です。
そう考えると、を切ってしまうと、上記の例のように5ブロック打法の時と比べて、形の弱いイーシャンテンになります。
また、を切ってしまうと、やを持ってきた時に手の形が中途半端になります。
例えば、のトイツ落としの最中にを持ってきた場合、以下のような形になります。
この形は、でテンパイになり、さらにやなど引いてきた時に3メンチャン受けができるので、非常に良い形です。
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しかし、のトイツ落としの最中にを持ってきた場合、以下のような形になります。
この形から1枚何かを切るのですが、のどちらかなのか、なのか、あるいはなのかと非常に悩ましい選択に迫られます。
それでいて、どの選択をしても中途半端な形になってしまいます。
このことから、上記の牌姿になった時はが基本的には正解となります。
私は、6ブロック打法よりも5ブロック打法の方が総合的に見て、強いと考えています。
ですので、このような選択に迫られた時は、できる限り弱いターツを払って5ブロックで打つことをおすすめします。