麻雀が強くなるために必要な思考

麻雀が強くなるために必要なテクニックや考えについて解説していくブログです

5ブロックか6ブロックか Part2

今回も前回に引き続き、5ブロック打法と6ブロック打法について、実践例を用いて解説していきます。

 

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上の手牌は、面子1つ+リャンメンターツ3つ+トイツ2つという構成になっており、いわゆる面子オーバーという形です。

そこに8sを持ってきて、何か1枚を切るところ。

 

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選択肢としては、

①6ブロックを維持する8s切り。

②5ブロックにする2m4pのトイツ落とし。

のどちらかになります。

私は、5ブロックにする2mを切りました。

 

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そして次巡、急所の6sを持ってきて、2mを切り、万全のイーシャンテンになりました。

もし2mではなく、6ブロックを維持する8sを切っていたら、以下のような形になります。

2m2m7m8m9m4p4p6p7p4s0s6s7s8s

ここからどちらかのトイツを切った時の形よりも、上の画像の形の方が強いことは一目で分かると思います。

 

つまり、

2m2m7m8m9m4p4p6p7p4s0s7s8s8s

この牌姿の時に、次に引く有効牌を予測できれば、何を切るか簡単に考えることができます。

この手牌だと手が進むとすれば、大体5p8p3s6s9sなど、リャンメンの牌を引いてきた時です。

そう考えると、8sを切ってしまうと、上記の例のように5ブロック打法の時と比べて、形の弱いイーシャンテンになります。

また、4pを切ってしまうと、5p8pを持ってきた時に手の形が中途半端になります。

 

例えば、2mのトイツ落としの最中に5pを持ってきた場合、以下のような形になります。

7m8m9m4p4p5p6p7p4s0s7s8s8s

この形は、4p3s6s8s9sでテンパイになり、さらに3p8pなど引いてきた時に3メンチャン受けができるので、非常に良い形です。

 

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しかし、4pのトイツ落としの最中に5pを持ってきた場合、以下のような形になります。

2m2m7m8m9m4p5p6p7p4s0s7s8s8s

この形から1枚何かを切るのですが、4p7pのどちらかなのか、8sなのか、あるいは7sなのかと非常に悩ましい選択に迫られます。

それでいて、どの選択をしても中途半端な形になってしまいます。

 

このことから、上記の牌姿になった時は2mが基本的には正解となります。

私は、6ブロック打法よりも5ブロック打法の方が総合的に見て、強いと考えています。

ですので、このような選択に迫られた時は、できる限り弱いターツを払って5ブロックで打つことをおすすめします。