麻雀が強くなるために必要な思考

麻雀が強くなるために必要なテクニックや考えについて解説していくブログです

字牌の切り順

今回のテーマは字牌の切り順です。

オタ風→役牌の順番で切るのがセオリーですが、そのオタ風や役牌の中でも切る順番が存在します。

 

スポンサーリンク

 

まず、オタ風の切る順番から解説します。

結論から言いますと、下家の風牌→対面の風牌→上家の風牌という順番で切るのが良いと思っています。

 

例えば東場の親番で、南、西、北と持っている場合は、南(下家の風牌)→西(対面の風牌)→北(上家の風牌)という順番で切っていきます。

理由としては、ポンによって自分のツモ番が飛ばされることを避け、あわよくば自分のツモ番を増やすという意味合いがあります。

 

上の例でいうと、南家(下家)が南をトイツで持っている場合、南が出たら高確率で鳴きます。

もしも、北家(上家)が南を切ってそれが鳴かれれば、自分の番が飛ばされることになります。

それを避けるためにも、自分が率先して南(下家の風牌)を切っていき、ツモ番が減らないようにします。

 

巡目が深くなればなるほど、南がトイツで持たれている可能性が高くなるので、なるべく早い巡目に南を切っていった方が良いでしょう。

反対に考えると、北家が北を持っている可能性も高くなっているので、北を最後に切ることによって、自分のツモ番を増やすことが期待できます。

 

スポンサーリンク

 

次に役牌の切る順番について解説します。

役牌は自分が子なら、場風→三元牌→自風の順に切っていきます。

場風を最初に切る理由ですが、場風が東場なら東家、南場なら南家に鳴かれた場合、その時点で2ハンになり、場に緊張感が走ります。

このような状況にならないためにも、他家に重ねられる前に切ってしまおうということです。

 

ただし、これは自分の手が普通以上の時に限ってのことで、悪ければ最後まで切らない方が良いでしょう。

ちなみに三元牌よりも自風が後に切られる理由は、三元牌は誰に対しても役牌なのに対し、自風は周りからみればオタ風なので、たとえ放銃したとしても少ない失点で済むからです。

 

麻雀は数牌に比べて、字牌は雑に扱われがちですが、実のところ、字牌の扱い方が勝敗を分けるといっても過言ではありません。

自分なりのシステムを構築することで、よりレベルの高い麻雀が打てるようになります。