麻雀が強くなるために必要な思考

麻雀が強くなるために必要なテクニックや考えについて解説していくブログです

1半荘目 part2

前回の続きです。

 

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東1局1本場、8巡目にドラの白を持ってきたところ。

チートイツのイーシャンテンですが、白や發など、鳴ける牌が出たときに鳴こうかどうか迷う人が多いと思います。

 

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私の考えとしては、この局面は鳴かないほうが良いと思っています。

理由としては、

  • 単純にイーシャンテンからリャンシャンテンに戻しているから。
  • 鳴いた場合、テンパイまでは行きそうだが、周りに警戒されてツモあがりしか期待できそうにないから。
  • 周りがピンズの上を切っているため、⑦、⑨が山に残っている可能性が高く、チートイツのテンパイの方が速そうだから。

などが挙げられます。

 

この手牌が例えば、七が⑧であれば、鳴いたとしてもイーシャンテンであることが変わらないので、鳴くのもありだと思います。

結果、この局は対面が満貫をツモあがり。

 

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東2局は下家が上家から12000を出あがり。

東2局1本場は上家が下家から3900は4200を出あがり。

 

そうして迎えた東3局。

対面の親が早々に2副露して東を手出し。

ピンズのカンチャン落としやマンズの両面落としを見る限り、ほぼほぼソウズのホンイツであることが分かります。(トイトイの可能性もあります。)

こういう時に考えなければならないのは、その人がテンパイしているのかどうかです。

 

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テンパイしていると思えば危険牌は切らないような打ち方をし、していないと思えば危険牌でも切っていきます。(勝負手の場合)

それでこの局面ですが、感覚的には7~8割方テンパイしているだろうなと思って打っていました。

 

その見極めとして、生牌の南と東が切られているからです。

普通ホンイツをする場合、狙っている色以外の牌→場に切られている字牌→狙っている色の余った牌という順に切られていきます。

今回の場合、狙っている色以外の牌→生牌の字牌という切りになっています。

 

つまり、手の内に場に切られている字牌を持っている可能性が極めて低く、ほぼほぼテンパイと見てよいでしょう。

ですので、もうこの局はオリに徹します。

結果、この局は上家と対面の2人テンパイでした。

次回に続きます。